神に感謝、主に賛美

英隆一朗

苦しいときに、「主よ、あわれみたまえ」だったら、うれしいときにはどう祈ればよいでしょうか。これもごく単純なものがよいでしょう。

ごく小さなうれしいことでも、楽しいことでも、心が和むことがあったときは、次の言葉で祈ってみましょう。「神に感謝、主に賛美」。

「神に」と「主に」で息を吸い、「感謝」と[賛美」のところでは息を吐くようにして、これも呼吸に合わせます。クリスチャンの祈りの基本は、感謝と賛美ですね。「神に感謝、主に賛美」と単純に繰り返すうちに、感謝と賛美の気持ちが何となく心にわき上がってきます。

もちろん「神さま、ありがとう」とか、「主よ、あなたを賛美します」という短い文章で祈ってもよいです。ちょうど射祷(ごく短い祈り)を唱えるような感じで。その時の思いをごく簡単な言葉で単純に主に祈ればよいわけです。

毎日を忙しく過ごしている中で、ほんのちょっと立ち止まって、「神に感謝」と心でつぶやき、「主に賛美」と唱えて神の心を向ける時間を作ってみましょう。そういったちょっとした祈りによって、日常生活の色が少しずつ変わっていくとよいですね。

 

 

 

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