クリスマスおめでとうございます

英隆一朗

皆さま

クリスマスおめでとうございます

今年も無事にクリスマスを迎えられてほっとしています。皆さんにとって、2014年はどういう年だったでしょうか。恵みが多い年だったでしょうか。あるいは、厳しい試練の年だったでしょうか。

私にとっては、激動の年でした。3月までは鎌倉の黙想の家で自然に囲まれ、静かに祈りを深めながら、黙想指導をしていました。ところが、4月から東京のほぼ中心のマンモス教会に派遣され、生活の環境とリズムも激変し、仕事の内容も形もすべてが変わりました。体力的にも限界ぎりぎりで、痩せているのにさらに体重を減らしてしまいました。いまだに戸惑いながら祈り、生活し、働いています。2014年はチャレンジの年となりました。

教会では、多くの人とかかわりをもつようになりました。人によっては、大きな課題を抱えていることもあり、世界も社会も、教会もイエズス会も深刻な課題をかかえているように見えます。私たちはいつも何かしらチャレンジされつつ、生きていかねばならないのでしょう。

そのチャレンジに勇気をもって直面し、その中でこそイエスの誕生の神秘を見いだしていきたいと思います。闇の中で輝いている真の光はイエスさまですから(ヨハネ1,5)。私たちが闇の中でこそ、その光に導かれ、希望と勇気をもらい、その光に向かって歩んでいくことができるように、皆さまのために祈っています。

私自身も自分の無力さを認め、光を受けつつ、光のうちに歩んでいきたいです。

新しい年が恵みと真実に満ちたもの(ヨハネ1,14)となりますように。

 

 

 

 

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