主イエス・キリストの復活おめでとうございます
今年は桜の開花にちょうど重なり、日本人の季節感にぴったりだったので、よかったと思っています。

また、今回は、「いつくしみ」の特別聖年にあたり、これまでの四旬節も何か意義深いものがありました。日本語では、「いつくしみ」と訳されていますが、ラテン語でもギリシャ語でもヘブライ語でももっと強い意味が感じられる言葉です。福音書の中では、「深く憐れまれた」(マタ9,36など)と訳されています。相手の苦しみを見て、お腹(心の底から)から相手の痛みを感じ、共感するという言葉です。

イエスが私たちの苦しみや罪を共に担ってくださっているという側面があり、また、私たちがささげる苦しみがイエスの心に受けとめられているという側面もあります。
結局、神の愛と苦しみが混じり合うところに、「いつくしみ」が生まれるといういうことでしょう。苦しみを恐れず、愛に合わせてきたいです。

「いつくしみ」の特別聖年期間に次の2冊の本を読むことを薦めたいです。
・オースティン・アイヴァリー『教皇フランシスコ-キリストとともに燃えて』明石書店

・聖ファウスティナの日記『私の霊魂における神のいつくしみ』聖母の騎士社

両方ともかなり大部な本なので、読むには時間がかかるでしょう。特別聖年にじっくり読んでみてください。1つは教皇フランシスコのかなり詳しい伝記です。神のいつくしみを生きてきた人の軌跡として読んでみると、いつくしみをどのように生きるのかそのヒントがあるように思います。もう一つは、神のいつくしみの信心を啓示されたシスター聖ファウスティナの日記です。神の愛と苦しみの一致がよく表されています。この二人にそのまま真似することはとてもできないですが、自分なりにいつくしみを生きていくことができますように。

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