マタイ福音書28章16-20節「主とともに歩む人生ーニコラス神父の生涯を想う」
マタイ福音書28章16-20節「主とともに歩む人生ーニコラス神父の生涯を想う」2020年5月24日主の昇天
福音書朗読 マタイ福音書28章16-20節
16〔そのとき、〕十一人の弟子たちはガリラヤに行き、イエスが指示しておかれた山に登った。17そして、イエスに会い、ひれ伏した。しかし、疑う者もいた。18イエスは、近寄って来て言われた。「わたしは天と地の一切の権能を授かっている。19だから、あなたがたは行って、すべての民をわたしの弟子にしなさい。彼らに父と子と聖霊の名によって洗礼を授け、20あなたがたに命じておいたことをすべて守るように教えなさい。わたしは世の終わりまで、いつもあなたがたと共にいる。」
今日の福音書朗読とお話の聞きどころ
- イエス様は「世の終わりまでともにいる」と約束してくださいました
- 昨日はイエズス会前早朝のアドルフォ・ニコラス神父様の葬儀でした
- ニコラス神父様に「主とともに歩む人生」を見た英神父の分かち合いが聞けます
- ニコラス神父様のお祈りもあり(録音の最後に)
ニコラス神父の祈り
主イエスよ、
私たちのどんな弱さを見て、それでも、あなたのミッションに協働するよう呼ばれたのですか?
あなたが、招いてくださったことに感謝を捧げます。世の終わりまでともにいてくださる約束をどうか忘れないでください。
しばしば、私たちは、あなたがともにいてくださることを忘れ、無駄に力を費やしたと落ち込むことがあります。
どうか、私たちの人生となすべきことにあって、今日も、明日も、そして、来たる未来も、あなたの存在を感じさせてください。
あなたに仕えるために差し出した私たちの人生をあなたの愛で満たしてください。
「自分たちのこと」だけにとらわれ、「自分のもの」に執着してしまう、共感と喜びに欠けた利己主義を私たちから取り去ってください。
私たちの知性とこころを照らし、私たちの思い描いたように、ことが進まないときでも笑顔でいられますように。
1日の終わりに、毎日の締めくくりに、あなたとの絆を思い起こさせ、日常の中に大いなる喜びと希望を見いだすことができるようお助けください。
私たちは、弱く、罪深いものですが、あなたの友なのです。
アーメン
アドルフォ・ニコラス神父 S.J.
Podcast: Play in new window | Download