心を剣で刺し貫かれた

「心を剣で刺し貫かれた」(ルカ2,35)
英隆一朗

「心を剣で刺し貫かれた」(ルカ2,35)、聖母マリア。シメオンから、心を剣で刺し貫かれるほどの苦しみを受けることを告げられた。実際そのとおりの、壮絶な人生を生きることになる。聖母は今もコロナ禍による人びとの苦しみを自らの心で受け止められておられるのだろうか。マリアの取りなしによって、心に迫る苦しみを受け止めながら、前を向いて歩いて行くことができますように。

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