子どもたちのパンを小犬にやってはいけない

「子どもたちのパンを小犬にやってはいけない」（マコ7,27）。このような事態によく出会う。身内（子ども）を優遇して、異質な人（小犬）を軽んじたり、無視する態度である。でも、その異質な人が執拗に求め続けるならば、結局、態度を軟化するしかない。そのとき、皆が子どものパンを食べる恵みにあずかれる。神の大きな心に倣えるように。