今日のみことばの黙想

見ないで信じる者は幸い

英隆一朗

「見ないで信じる者は幸い」(ヨハ20,29)。実際のところ、分からないものを信じることはできない。逆に、すべてが見えていたら、信じる必要はない。愛するのみだ。見えないからこそ、信じる必要があるが、同時に信じられない苦しみがある。苦しい現実があっても、それでもなお信じられるように。聖トマスに取りなしを願いたい。

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