粘土が陶工の手の中にあるように

英隆一朗

「粘土が陶工の手の中にあるように」(エレ18,6)、私たちは神のみ手の中にある。粘土がこういう形がよいと陶工に言うことはない。ただ陶工の手に委ねるだけである。私たちには自分の人生計画とか、望みがある。しかし、人生計画も陶工である主が造るもの。それにまず気づき、委ねることができるかどうか。どんな器であろうと、陶工の思いどおりに造られてものこそ、一番美しい。

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