【みことばの黙想】招かれた人で、私の宴を味わう人はいない
英隆一朗
英隆一朗神父の福音お休み処
「私たちが一つであるように」(ヨハ17,22)。神秘神学からすれば、人間の最高の幸せは、人間の霊魂が神と一つになること。霊的婚姻とか比喩で語られる。それは、至福の幸せであると同時に、地獄の苦しみを味わう。一致するために、霊魂の中にある罪・執着・自我などがすべて焼き尽くされる必要があるから。一つになるとは、最も苦しいことで、最も幸せなこと。