地に落ちて死ななければ、一粒のまま

「地に落ちて死ななければ、一粒のまま」(ヨハ12,24)
英隆一朗

「地に落ちて死ななければ、一粒のまま」(ヨハ12,24)。私たちが小さな心配に囚われてしまうならば、殻に閉じこもってしまい、一粒の殻のままだ、コロナにしても、病気にしても、不安にしても。ぎゅっと握った手を開き神に委ねていく時、新たな芽が出てくる。開かれたところに、希望が生まれてくる。生にしがみつくより、生を手放すことで開かれる真のいのちを生きたい。

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